2005年2月4日 ROCK'N JAM MUSICAL(再演)

 

※曲のタイトルはパンフを参考にしています。
※いつもはkimeruさんのことをキメ様と呼んでいますが、なんかレポ書いてて違和感あったので第1幕のみKimeruと敬称略で呼ばせてください。

 

(舞台について)

舞台上段に常にバンドがいて、場面ごとに天の声役のミュージシャンが上段センターで歌い上げます。
またクラブのシーンではミュージシャンが歌うステージとしても使われます。



(オープニング)

舞台の幕があがると天の声が音楽を奏でます。
トップバッターは寺田恵子さんが歌うドアーズの『The End』
そして真由華れおさんが歌うミュージカル『ミスサイゴン』より『Movie in My Mind』
1970年代、ベトナム戦争を象徴するような音楽が会場を包みます。



(第一幕) 

【現代】
まずは白川さんが右から登場します。
そして客席に向かって
「本日はROCK’N JAM MUSICALに御来場いただき誠にありがとうございます。再演できたことをキャスト一同喜んでおります」
みたいな挨拶をしてから椅子に座り、アルバムをめくり、多少ボケをかましながら(笑)ストーリーを進めて行きます。
「みなさんはみなさんのお父さん、お母さんの時代がどんな時代だったか知っていますか?
70年代。ベトナム戦争などで世の中は反戦デモなとをしていました。
そんな若者たちが思いを託したのが、そうロックだったのです。しっかし親父がドラムをたたいていたとはねぇ」

そして物語は始まります。
現代の白川さんの役はライブハウスの給仕係。
女の子をみつけてはくどこうとするけどことごとく失敗。

店のマスターは中年の男性に扮した松岡さん。ひとり酔いつぶれています。
そこに昔のバンド仲間ローリーが登場します。
ひさしぶりあった仲間と近況や思い出話に花をさかせる松岡さんとローリー。
店の隅っこで仕事をしている白川さんをみて「あ、あいつ一緒にバンドやってたあいつに似てるよな〜」とか言ったり。
そして話している間にマスターの携帯が鳴ります。
「あ〜、今日出ますよ」
そう答えて電話を切ります。
どうやらお客さんからの問い合わせで、売り出し中のアーティストが出るかどうかという質問だったみたいです。
ステージに登場したのは今売り出し中のアーティストkimeru。
Kimeruがステージにたつと女の子たちが立ち上がり盛り上がります。
歌はJETの『Are You Gonna Be My Girl』
Kimeruをみながら2人は言います。
ローリー「あいつ似てる。俺達と対バンやってた奴と」
松岡「そうだな。偉そうな感じとか、乳首立ってるところも同じだな」
kimeruの乳首ネタ・・・結構ありました。白川さんの筋肉ネタの次に多かった気が(爆)。

そしてローリーは店の奥に若かりし頃の自分達の幻を見て、吸い込まれるように店の奥に消えていきます。

 

【70年代】
狭苦しいところでバンド練習をしているボーカルローリー、ギター松岡さん、ベース永山さん、ドラム白川さん。
黒いパンツに白いブラウスに黒いネクタイの服装。RJMと言えばのこの格好です。この姿も永山さんが見えただけで農民的には大満足♪
演奏しているのはローリングストーンの『Honky Tonk Woman』。
そんななか白川さんはドラムを叩いていませんでした。スネアもって叩くそぶりはしていたのですが。
演奏終ったあと永山さんが白川さんに言います。
「お前、今、ドラム叩いてなかったろ」
「だってドラムに穴開いてるんだから」
白川さんはドラムを持ち上げます。
穴があいているというかドラムの膜自体がないです。
「ドラム一式買うの高いんだからな」
「お前、バカ力なんだよ。筋肉バカが」
2人が口げんかはじめます。
永山さんは白川さんことをひたすら「筋肉バカ」と言いますが、永山さんも筋トレ好きなくらいですから筋肉好きですよね??(爆)
まあそれはおいといて。
でも音楽に関して問題があるのは白川さんだけではなく永山さんもでした。

ローリーと松岡リーダーの会話。
「まあ3曲できたし、これで地方回れるな」
「曲順どうする?」
「・・・(タイトルわかりません)にしようよ」
すると永山さんが反対します。
永山「あ、それだめ。俺はじめ音とれないから」
白川「取れよ!」
永山「お前も取れよ!」
白川「俺もとれたら取るよ」
リズム感のないベース。バンドとしては致命傷(爆)。

とりあえず地方回るということになり・・・
「ツアーに行くぞ」
「どさまわりだろ?」
「でもミュージカルでどう表現するんだよ」
「それはな・・・」
白川さんがハンドルを取り出し、車を運転する格好をします。
嫌がりながらも他の3人も椅子代わりに箱を持って車に乗り、地方に向かいます。
車の中で楽しそうにみんなで演奏しながら歌うこの曲はビートルズの『Ticket To Ride』。
第一幕で私が一番好きなシーンです。みんな楽しそうだし。
はじめはステージ左側で左を向いて、つぎはステージ右側に移動し右を向いて運転します。
最後白川さんが急ブレーキをかけたのでみんなが体制をくずします。派手に倒れる永山さんがかわいかった♪

ここから女性ボーカリストの歌が入ります。
すみません、どんな感じだったのか忘れましたがシーンとシーンの合間を埋めるようにダンサーが踊りで魅せる中歌っておりました。
小田島クリスティンさんがショッキングブルーの『Venus』を。
そして真由華さんとクリスさんが歌うバラードはリンダ・ロンシュタットの『Blue Bayou』。

再び4人のシーンになります。
歌う前に、ひとりずつ「は〜」と声だしをするのですが、4番目に声だしする永山さんは一番高く声をださないとけないのに一人声が低い。
でとりあえず歌いますが、永山さんは落ち込んでいます。
永山「俺音楽に向いてないのかなあ」
白川「ああ、そうかもな」
永山「おまえには言われたくないよ」
また2人が言い合いします。

たしかこの辺でkimeruが登場します。
彼らのライバルkimeruはプライド高い女王様ちっくな役。・・・あれ、役というかキャストそのまんま?(爆)
「今日はよろしくね・・・まあ僕が勝つんだろうけど」
ライブハウスでkimeruが熱唱した歌はセックスピストルズの『Anarchy in The U.K』
セックスピストルズって有名なバンドなんですよね?私全然しらないや(ちっとは予習して来いって!!)

このあと永山さんと白川さんのデュエットがあったみたいなのですが(パンフ参照)、2人がメインで歌ってた記憶がありますが覚えてない(ファン失格!)

落ち込む永山さん。自分の道を見失ってしまいます。
一方ローリーも恋に悩みます
(どのシーンは忘れましたが、バンドメンバーはダンサーやボーカルの女の子をくどいたりいろいろしてました。
たしか白川さんはふられっぱなしで、松岡さんは誰かといい感じに、そしてローリーは誰かを口説いて一度は振られましたが、そのあとメモをもらっていました)
ローリーと永山さんがそれぞれの立場で歌ったのがELOの『Telephone Line』。
永山さんのソロが素敵!!もう最高!!せつないバラードなのです。
そして永山さんはデモに参加することを決意します。

永山さんは棒を持ち武装して登場しますが、警官(男性ダンサー2人扮する)が追いかけます。
抵抗しますが、なぐられたり、けられたり・・・。
内容自体は暗いシーンですが、逃げるほうも追いかけるほうも軽快でコミカルな動きでかわいくかっこいい。
永山さんの身のこなしがすごく軽いんですよね、菊丸みたい・・・。
このシーンは天の声の寺田恵子ねえさんの歌(シカゴの『25 Or 6 To 4』)が70年代という時代を感じさせ、盛り上げます。

そしてローリーが永山さんを助けにくるのですが、結局永山さんは逃げましたが、ローリーがつかまって牢に入れられてしまいます。

バンド大会の当日。
ぼろぼろ状態の永山さんはやってきましたが、ローリーが来ません。

一方、牢の中のローリー。
ポケットにはこの時代にあるはずのない携帯電話が入っています。
そしてその携帯は仲間達がまつところの電話につながります。
そして連絡がつき、ローリーの居所がわかりました。

しかし本番の時間は近づいてきます。
先にライバルのkimeruが熱唱します。曲はデビッドボウイの『Space Oddity』。
いつものように女の子たちを魅了します。
この曲は宇宙からのメッセージを歌った曲らしく、kimeruはこの美しい地球が永遠に続いてほしいという願いをこめ歌います。
そんな中、ボーカルのローリーを待つギターの松岡リーダー。
自分たちの出番になってもローリーは来ません。リーダーが代役をつとめることになります。
ここで歌うのはデュランデュランの『The Reflex』。
途中ローリーがやってきて合流、そして結果は優勝。

 

【現代】
ライブハウス。
kimeruが歌を歌って、いつものように女の子を魅了します。
kimeruは歌い終わるとローリーのところにやってきて挨拶をして握手を求めます。
握手してもらいうれしそうに喜んだkimeruは、帰り際にファンの女の子が握手を求めてきたのにいやそうによけ、ローリーと握手した右手を大事そうにして去っていきます。
このkimeruの表情はまるで少女のようでした。かわいすぎです。

そしてまたマスターに電話が。
「あ〜、kimeruくんのライブは終ったよ。次は乳首ださないんで」
・・・なんじゃそりゃ。

「あのときこれがあったらなあ」
携帯をみながらしみじみというローリー。
今回は携帯をもってタイムスリップしたことによって運命はかわりました。
負けるはずの大会で、ローリーが本番に間に合ったため勝つことができました。
(って、そういう解釈でいいんですよね?)

そしてローリーの奥さんも登場して(あのときメモを渡した女の子)談笑した後、ローリー夫妻は店をあとにします。

ラストはやっぱり恵子ねえさんの歌。
キャロルキングの『You've Got a Friend』
全員がステージに登場しての一幕フィナーレです。

 

第二幕へ

 

一幕の感想(ちょっぴり辛口)

一幕は正直、ストーリーが把握しにくかったです。
リピーターとかキャストのファンなら満足する舞台なのかもしれないけど、何の知識もなく来た人が面白いと思える舞台なのかなと考えると・・・。
私が理解力がない人間だからそう思ったのかもしれないけど、実際私がRJMのサイトに行かずに舞台みたら意味わかってなかったかも??


個人的には1幕よりもやっぱり2幕が楽しかったです♪

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