2008年4月20日昼夜  *pnish* プロデュース3 リバースヒストリカ

at 青山円形劇場

 

    

パニのプロデュース公演。大樹っちゃん、栄治さん班はパニらしい舞台。はちゃめちゃどたばたでおもしろい!!
・・・ヤスカ目当てで観に行きました(爆)
 

 

リバヒス、超楽しかった!!
いかにもパニっぽい笑いあるテンポのいい冒険活劇(でいいのか?)でした。
パニは詳細なネタバレNGのため。登場人物の紹介と簡単な感想だけで。



■登場人物■
(森山栄治)
自主映画では監督を担当。
今回の騒動のある意味立役者(爆)
霊媒師を呼んで軽い気持ちで武将の霊を下ろしてもらおうとするんだけど、霊感ゼロのため、自分にはひょういしない。
一言でいうなら「ずるい!!」
栄治さんのオーガニック(天然)炸裂の素敵な役でした。

最後の農民姿(正式名:農民コンプリート)は夢にでそうなくらい最高でした。他の人がかっこいい衣装だっただけにおいしすぎ。


(佐野大樹)
自主映画では脚本を担当。
豊臣秀吉が憑衣。
秀吉といっても今回は光秀に重きをおいた話だし、憑かれる前も暴走気味の栄治さんを抑える役だから役的にはあんましおいしくなかった気がします。
前楽では大好きなきださんが来てるのに出とちりという致命的なミスやっちゃいました(成清さんが代わりにセリフ言ってくれたので初見の人には気付かれませんでしたが)。
芝居中の滑舌は気にならなかったけど、最後のトークでは毎回かみまくりっぽい。
いつもパニでは年下体質だけど今回は年下も多いせいかおにいちゃんっぽかったです。かわいいよりかっこいい感じ。


(齋藤ヤスカ)
売れっ子芸能人。
自主映画では明智光秀役。
栄治さんの弟。顔は似てないが性格は似てるし、こっちも霊感ゼロ。
ちゃんと芸能人オーラがでてたよ。顔ちっちゃいし、足長いし、細いし。
一応主役になるのかな?
歴史知らないバカなんだけど、いやバカだからこそ光秀、秀吉と歴史の定説を無視して真正面から話ができるというか。
憑衣されないが兄とは違い結構活躍。最後の衣装が白のサテン系でまさに美人!って感じ。今までアンチヤスカだった友人も美人だと言い出すくらいに。


(根本正勝)
自主映画では…だれだっけ?(爆)。主役予定でした。早々に光秀に憑衣される。
映画の主役ということで初めから衣装(和装。武士というよりは貴族っぽいかんじ)をきてるんだけど、超絶かっこいい!
やばいくらいにかっこいい!!
一番初めに憑衣されるから現代人の方の性格があんましわかんないんだけど、憑衣遊びに興味なさそうだっし物腰はやわらかいがクールな感じ。憑衣後の光秀も裏切りものではなく秀吉にだまされた不幸な男という前提があったため敵方だけど悪者ではなく影背負った設定がプラスでさらにかっこよく、とにかく最高でした。ポジションとしては主役の相手役でいい役でした。


(加藤良輔)
自主映画では森蘭丸。
織田信長に憑衣される。
虚弱体質で肩がよくはずれる。
現代での弱い感じと憑衣されてからのギャップがいい感じ。
信長になってからも肝心なところで肩がはずれたりと大変(爆)。
根本さんとの光秀・信長日替わりコント(ちょっと違う)は最高でした。
ぶさいくな蘭丸に対する態度もおもしろかったです。一応悪者ポジションだったのですが中身が中身なのでどこか憎めなく…、まあまあおいしい役だと思われます。


(加藤学)
神社の元神主。霊力はすばらしいが趣味にお金を使いすぎ神社の金を使い込んで捕まってて出てきたばかり。
初めは「ホームレスのおっさん」扱いだったが最後では活躍。
ということでいらない子扱いのシークレットボックスよりも全然いい役。だがホームレスのため見た目も汚いし、臭い。弟子と抱き合うときもめちゃ臭がられたり、臭いのせいで光秀に見つかり、捕まったり(爆)
日替わりの狩りのシーンなどはほんとくだらなくて学っぽかった(笑)



(黒田耕平)
自主映画では前田利家役
柴田勝家が憑衣。
個人的に知ってる人が多い今回の舞台で初めてな人だったのですがソツかないというか堅実な芝居をしてたイメージがあります。役どころが派手じゃなかったせいもあるのでしょうが(勝家自体は派手なんですがポジション的にね)。細いけど甲冑長槍姿が似合ってました。

(原将明)
自主映画では農民役A
森蘭丸が憑衣。
とりあえずまずはパニに出られてよかったね、ハラマサ!しかも栄治さんとからみがあったし(爆)
ブサイクポジ(デコさんが担当してる/爆)で「ブサイク」連呼されてました。しかも「ウザイからブサイク」とまで…。
現代人の方は堀尾っぽいお調子者だったんだけど(しかも金髪、カラーメッシュ入り)、蘭丸に憑衣されてからのハラマサは物腰がやわらかかったし何だか可憐でかわいかった〜。オシャレ足軽みたいな服装もかわいかったし。



(成清正紀)
霊媒師役。
この方も私的に初めましての方。
栄治さんの役に負けず劣らず楽天家(馬鹿)。しかもミーハー。ともきのファンでサイン求めたり、「現場に遊びにいっていい?」ときいたり。
この人と学が最後のシリアスシーンの後ろでやらかしまくりなんですよね。そっちが視界に入ると笑わずにはいられないというか…。成清さん自体は演技も自然で、大樹っちゃんのミスをフォローできるくらい慣れてる方で安心してみれました。
それにしても霊を呼ぶときのあの小道具たちはなんなんだろう…(爆)



(別紙慶一)
自主映画では農民BCを担当。
石田三成に憑衣される。

べっちんの役はあいかわらず、てっちゃんの役にふりまわされっぱなし。津田と川上のペアはリバヒス初演、シークレットボックスに続いて3回目だけど最高ですね。しかも今回は2人とも大活躍だし。
超KYな川上と友達してられるおひとよし津田はホームレスにパンをあげるくらいやさしくて。それがファインプレーに繋がるんですよ。
あとべっちんのリアル顔ネタは健在。リアルだと距離感つかめないんですね…。今回はそれが役に立ってました。
三成姿もかっこよかったし。扇持って戦ってる姿と水色の衣装がトレジャーやワンダーのリー(栄治さん)を思い出しました。ただ三成でも中身はほぼべっちん…。
ってか顔がリアルってなんすか(爆)。



(長谷川哲郎)
自主映画では農民BCを担当。
憑衣させる場面にまったくでくわしてないため憑衣はなし。
あいかわらず超KY。近くにこんなやつがいたらむかつくよ、絶対。
KYでマイペースで大活躍したのに本人が全くそれに気付いていない+今回の一件自体を全くわかっていないというすごさ。
前楽の「強火でやけよ!」は最高でした。
てっちゃんは川上の役しかみたことないんだけどすごく味のある役者さん。30手前なのに小さいせいもあり子供みたいな雰囲気だしてます。目もくりくりだし。
他の芝居がみてみたいです.





■感想■
印象としてはモンスターボックスに近い感じ。
陰陽師だったり霊媒師だったり出てくるし。
最後一番ストーリーの本筋に入ってこなかった人が一番のキーパーソンっていうか救世主だったり。
しかも手前で真剣な戦いやってる後ろで変な動きをして気になって仕方ないし。
最後の終り方も似てる。

ただ違うのは感動するシーンがなかったことかな。
モンスターボックスは刹那が死ぬシーンはすごかったからね。

戦国時代好きな人にとってはかなり面白かったかも。

本能寺の変で明智光秀が信長を滅ぼす。
その後明智光秀は秀吉に滅ぼされる。
信長がうらむべきは光秀のはず。
しかしリバヒスでは信長は秀吉を恨んでいた。
光秀は自分の意志で信長を殺害したのか、秀吉の甘言にだまされたのか。
秀吉は人気あるけど結構非情なところがあるから、こういう考え方は個人的に好きっす。

そしてキャスティングがおもしろかった!!
だっててっきりヤスカが森蘭丸と思ってたもん。そしたらはらまさじゃん!
美形設定ないぞ、はらまさは(笑)。
しかもどっちかといえば弱い属性の良輔くんが信長!!!

とにかくおもしろい舞台でした。
笑った!笑った!
再演希望!!
 


 


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