2009年10月17日   なにわ祭 TBホール

   

【朗読劇】
私立桜田門高校ゲートボール部

ステージには5本のスタンドマイク。
そこにブレザー姿の5人が登場。
右からつじ、ばば、翔太、エボ、あっきー。
ブレザーは紺に赤のネクタイ。胸にはWPの文字を含んだワッペンというか校章(服に関してはキャストブログ参照)。

ストーリーはゲートボール部の話。アクサルの吉谷さんが脚本を担当したぜいたくな朗読劇。
このためにわざわざ書き下ろしたらしい。
(吉谷さんがあっきーの先輩だそうです)

おおまかに書くとライバルがいなくなって落ち込むおじいちゃんのためにゲートボール部をつくるという素敵な話なんだけど詳しく書くとつっこみどころが多すぎ。
つじが主役なのでつじのモノローグが多いです。噛みまくりでした(笑)。
あと役名とキャスト名がが一緒です。


始めはつじの語りから始まるので他の4人は後ろを向きます。
辻本「3年G組辻本祐樹。隣のじいちゃんが死んだ。今年の夏僕は貴重な体験をした」

いきなりの隣のじいちゃんにびっくりしたよ(爆)。
ここからしばらくつじが事の発端を語ります。

隣のじいちゃんはフェニックスというゲートボール部の主将でつじのおじいちゃん率いるゾンビーズとはライバル関係でフェニックスが主将の不幸により活動できなくなり、そのため試合できなくなったおじいちゃんが生き甲斐をなくしてしまったのでおじいちゃんに元気だしてもらおうと…。

辻本「僕はフェニックスをよみがえらせるためゲートボール部を創設することにした、心強い仲間とともに」

そしてそのタイミングで残りの4人が振り返る。

「おい!」
4人とも無理矢理連れて来られたらしい。
馬場を中心に文句を言いまくる。
「なんでゲートボールなんだよ」「やったことねえよ」など。

事の成り行きを説明する辻本。
辻本「隣のじいちゃんは死んだんだよ!」
馬場「不死鳥なのに死んじゃだめだろうが」
辻本「でも僕のじいちゃんは生きてる!」
まったく意味がわからん(爆)。

みんなもちろんゲートボール経験はなし。
言い出しっぺの辻本もやったことない(「でも血はひいてる」とのこと/爆)。

辻本「それにこの5人じゃないといけない理由がある」
興味津々で聞くメンバー。
辻本「それはみんなヒマだからだ」


4人が自己紹介します。
新井「3年?組、新井裕介。小さい頃は天才プロゴルフプレイヤーだったが腰を痛めて引退を余儀なくされた。あだなは…飛ばし屋ゆうちゃん」
馬場「『何が飛ばし屋ゆうちゃん』だよ。もう飛ばせねーんだろ」

翔太「2年?組高崎翔太。3年生が引退して廃部寸前の囲碁部に所属。何十手先を読める天才。頭脳プレーはお手のもの。…ゲートボールも頭を使う競技ですよね?」
翔太がまさかのインテリキャラ!
メガネは似合ってるんだけど、インテリキャラ…(2回目/爆)

馬場「3年D組馬場良馬、一年留年してるから一番上。口癖は『俺に落とせないレディはいない。シェキナベイベー!』」
不良なので制服を着崩してるんだけどネクタイゆるめてシャツをだして…であの長身だからめっちゃかっこよかったです。

特技はビリヤード。天才ハスラー。
新井「お前こそ玉ころがしてるじゃねぇか」
馬場「玉突いてるんだろ!」
新井「玉着いたら転がるじゃねえか」
基本この2人が言い合いしてた。

林「1年?組林明寛。園芸部に所属。特に好きなのは盆栽」
あっきー、茶髪になってて不良っぽくなったのにおどおどしている役。

馬場「じいさんの気持ちが分かるってか」
翔太「天才だけでなく、凡才も必要ってことですね」
馬場「ダジャレかよ」


そして練習開始。
ゲートボールのルールをみんなで交代で説明しながら、練習していきます。
説明するときに馬場のときに難しい漢字とか英語とかが当たってしまい、「なんで俺のときは難しいんだよ!」ってキレてた。

まずは飛ばし屋ゆうちゃんが挑戦するも、ゴルフみたいに飛ばしてしまい、ばばりょに怒られる。
馬場「ナイスショット!って飛ばしてどうする!」
翔太「腰は大丈夫なんですか?」
新井「クラブ持ったら…忘れてた」
急に腰が痛み出す新井。
辻本「ちなみにゲートボールではクラブじゃなくてスティックと言う」
そして「パターみたいにだろ?」とボールは1つ目のゲートを通過。

次は馬場。
ゲートボールじゃなくてビリヤードになってた(爆)。
ビリヤードみたいに球を突いて広がる様を全身を使って表現…してたんだよね。
翔太に「ボールはスティックで打たなければいけません」と突っ込まれてましたが。
で再度チャレンジしたところ、ゲートをそれてしまい…。
翔太「さすがは留年生、道をはずすのはお手のもの」
馬場「うるせえ」
新井「最近学校の門もくぐってないしな」

そして翔太。
翔太「次は私が行きましょうか」
きっちりとゲートの手前につけ、「ゲートボールは団体戦だから誰もがゴールを目指したら味方が狙われる」みたいなことを言ってました。

次は辻本。
すごくさわやかに登場して打ったものの…。
翔太「部長は…下手だった」
残念すぎる…。

最後は林。
あっきー自らナレーション。
林「そのとき、さわやかな一陣の風が吹いた」
さっきまでおどおどしていたのが嘘のようにしっかりとした手つきで打った。上手い。
新井「さすがおじいちゃんの気持ちがわかる男」
レポ書きながら、「そんな貴方がおじいちゃん」と突っ込みをいれたくなりました…。

そして何がきっかけか忘れましたが、また新井と馬場がもめだします。
ゲートボール部解散の危機にこの男ががつんと言います。
林「夢をあきらめた元ゴルファーと学校という社会になじめなかった遊び人。2人は僕を笑いましたが、僕は真摯に松の木に、自然に向きあっています。お2人はそんな中途半端でいいんですか?」
でもすぐに「なんか僕えらそうなこと言いましたっけ?」といつものおどおどに戻ります。
たしかここで翔太も「ゲートボールは19??年に考案され…と語りだし、2009年変わるなら今じゃないですか?」とか言ってました。


そして試合当日。
大雨で、地面もぬかるんでいて、試合はないかと思ったが、コートにでるど辻本のおじいちゃん率いるゾンビーズが練習をしていました。
辻本「それにしても老人の朝は早い」
そしてゾンビーズの面々をみて5人はびっくりした。
みんな筋肉ムキムキだった(爆)
辻本「みんなおじいちゃんかと思ったら…」
馬場「1人だけおばあちゃんだった」
馬場が始めに気がついたらしいんだけど、その理由が「いくらお歳を召されていてもレディだからな」って…。

ゾンビーズとフェニックスがにらみあった。
辻本が「まさに『川中島』だ」みたいなことを言います。
ほら貝のようなホイッスルがなり試合が始まります。
ってほら貝のようなホイッスルって…。

経験のゾンビーズに若さのフェニックス。
互角の勝負を続けていたが、最後、林の番。
林「僕がこのロングショットを決めればフェニックスの逆転勝利。でもはずせばゾンビーズの勝利。僕の一打にかかってる…」
本番に弱いタイプの林は仲間からの「肩の力を抜いて!」的なエールにさらに緊張していきます。

林「そのとき主将の声が聞こえた」
辻本「しっかりするんだ、林明寛!!!俺はただおじいちゃんの気持ちわかるから部に入れたんじゃない?自然を愛するネイチャーパワーがある!自然に身をゆだねろ!風に身をゆだねろ!無限の力を手にした君はそう『風林火山』!この一打で川中島の戦いに終止符を打つんだ、打つんだ、打つんだ…(エコー)」
なんだかよくわからないが主将の熱い思いに他のメンバーがおお!って感じになってるんだけど、
翔太「主将、それを考えて部員に?」
辻本「ううん。今思いついて言っただけ」
そういや『風林火山』って言ったときのあっきーは真田状態でした(爆)

そんな主将の適当発言ですが、言われたほうは力がみなぎっています。
林「そのとき僕はとてつもないエネルギーを感じた」
いろいろ語りだし(ほとんど覚えてないです)、ようやく打とうとしたところ、審判のホイッスルがなります。
辻本「ピーーーー!!(自分で言ってるだけ)。『反則』」
翔太の語りによると打つ人は短い時間で打たないと時間稼ぎ扱いで反則になるらしいです。
がっかりのメンバー
林「動かざること山のごとし」

辻本「こうして俺たちは負けた」


またつじのモノローグに。
辻本「祖父は満足していたから、目的は達成した。学校のグラウンドに行ってもゲートボールのコートはない。なにもかわらないいつもの毎日だ」
そのとき背後から声が聞こえた。
翔太「主将!」
辻本「え?」
新井「さあ、いくか」
辻本「え?どこへ?」
馬場「練習に決まってるんだろが」
辻本「え?何の?」
林「ゲートボールですよ」

新井「負けたままじゃ終われない」
馬場「俺に落とせないレディはいない。まあだいぶ熟女だけどな」
辻本「みんな…!!」
馬場「不死鳥は何度でもよみがえる…フェニックス、FLY AWAY!!!!!」
フェニックスFLY AWAYきたーーーー!!!
しかもばばりょ、つじを壁に追い詰めてやってるし。くわれそうだよ、つじ(爆)。

辻本「これが桜田門高校ゲートボール部の創設の瞬間だった」


こんな朗読劇でした。
おもしろすぎ。
ネイチャーパワーはあっきーの個性としてトークにバンバン登場してました。
フェニックスFLY AWAYはすごかった…。
そして『風林火山』。
私はきづかなったのですが拝見した日記によると劇内に「風」「林」「火」「山」が登場するらしいです。
(すみません、「火」の記憶が全くないのでかけませんでしたが。あと林は「林明寛」らしいです/爆)

1回目のときはほんとにぐだぐだでした。
なんせ自分の順番に気づかない人多すぎでしたから。
はじめに翔太がやらかしてばばりょが台本で叩いてたんだけど、今度ばばりょが忘れたときに翔太がおもいっきり叩いてた。



  

 


 


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