２００９年11月３日昼夜　　HARD　TO　HOLD　　at　 シアターグリーン

 　　　翔太の主演舞台！！しかもつじも共演！！
しかもBL！！しかもしかも設定がやばい！！！！！！現役ゴールデンペアキャスでBLをみることになろうとは！！


　

『うさぎの目は赤いのはなぜ？
…うさぎの目はね、大好きな人をはなればなれになって悲しくて泣いたから赤いんだよ。うさぎの涙は赤いんだよ。血の色のような赤。僕の名前と一緒だよ』

なにわ祭で翔太が告知で言ってた『うさぎ』はやっぱりネタバレでした(爆)。
きいたところでストーリーがバレるものじゃないんですがキーワードでストーリーの核となるものでした。
(だからって『ウサギデート』するとは…！さすがつじしょ)

以下レポみたいな感想です。
BL舞台なだけにそれっぽいことについても書きます。
役名とキャスト名が混同していることも多々あります。
ダメな方はお帰り下さい。
間違えてる部分、勝手に解釈している部分も多いためお気をつけあそばせ。
というかバカなことばっかり書いてる気がします。他の方の感想とかレポとか読んだら穴があったら入りたいくらいバカな文章。



あ、今回の感想は「２つの結末の違い」とかは全く書いてません。
はっきりというとどれだけ翔太が頑張っていたか、つじが怖かったかしか書いてないです（爆）。





ストーリーは翔太演じる緋色が死んだ事件についてルポライターの真島さん演じる青島が調べていく話。
緋色は青島が先生だったころの教え子。
そんな青島のところに緋色と関わりをもった２人の男が現れます。
１人がつじ演じる紫村で「緋色と心中した」と。
もう一人は平山さん演じる緑河で「緋色は自分が殺した」と。

緋色(翔太)が死んだとこから始まるため緋色の過去と青島の回想で話は進みます。
時系列順じゃないため話は行ったりきたり…。
緋色の事件のことで青島と紫村と緑河が３人そろうシーンはあるのですが、基本緋色を中心とした男達なので、『緋色と青島』、『緋色と紫村』、『緋色と緑河』の場面を次々と見せていく感じ。
この４人は怒って出ていったりするシーン以外は自分の出番がないときでもステージのサイドに座っていました。緑河以外は客席に背をむけていたり、うつむいているときが多かったかな。

緋色（翔太）と青島（真島）が出会って、お互いに心を許しあう関係になって（プラトニックな愛）、
青島が『噂』の責任をとる形で学校をやめることになり、裏切られたと「先生のうそつき！」と叫ぶ緋色。
（青島に思いを寄せていた黄口（伊藤）が嫉妬心から２人の噂を流したのだと思います）
そのあとに紫村（つじ）が新任教師としてやってきて、緋色の魅力にとらわれてしまい、異常な執着心と独占欲で緋色を愛します。
また緋色の家庭教師である大学生で病理学専攻の緑河（平山）は緋色を最高のモルモットとして興味を示します。


始めに横たわる緋色を白いシーツで覆って亡くなったのを表現したあと、青島が緋色の先生だった頃のシーンに入るんだけと、起き上がった緋色の第一声が、
「ねぇ、先生？」
つじしょ好きのマイミクさんたちが騒いでたセリフがいきなりでてきて吹きそうになりました。確かにやばい！！翔太ががんばってフェロモンだしてるって感じで…。
でも翔太ってくしゃって笑う顔が似合うイメージだけど切れ長の目が色っぽいと思ってたからいいものみせてもらいました(笑)。

翔太の役は魔性の少年でした(笑)。
家庭環境ゆえになんだけど(両親が別居。母親は緋色を父親の身代わりにしている…具体的にどんなかんじかは言わなかったけど)、男子高で美形設定だし、友達もおらずミステリアスな雰囲気だして、天文学部の部室で先輩と「男子高でありがちなこと」をしてる。
翔太、がんばってたよ！フェロモンだしてたよ！
でもセリフ回しがB級アダ○トビデオなんですけど！！！翔太のせい？演出のせい？というか誰の趣味？（爆）
「ねえ、先生…？」
「先生、消毒液の匂いがする…俺、消毒液の匂いって好きなんだよね…」
しかも消毒液なんてストーリーに関係ないのに青島にも紫村にも緑河にも言ってるし。
でもまんまと緋色にはまってしまう紫村、そして青島。最高の実験体として興味をもつ緑河。


ビジュボの対談を読んでる感じでは真島さんと翔太が両想いなんだろうと思ってたら、もっと精神的なつながりが重要な関係（プラトニックな愛）で、舞台前半では普通につじと恋人設定だったという…(爆)。
後半は紫村が壊れていくから前半に限定しますが、翔太の留守に勝手に部屋入って(翔太は家から逃げる場所がほしいため家とは別に１人で部屋を借りてる)、オードリーのDVDをみているつじとかそれに怒ってDVDを止める翔太とか、それ単なるつじしょの日常…(爆)。「役づくりいらないよね？」みたいな。

緋色（翔太）が隣の隣の大学生からミカンをもらったことに嫉妬して、そのミカンを客席に渡す紫村（つじ）(これがいわゆる「やきもちミカン」)。
緋色から酒と香水の匂いがすることに嫉妬する紫村。
そして緋色に「シャワー浴びてこい！」っていうからびっくりしたよ…。
それ一体何のなにわ祭？（爆）
そのうちスイカの種でてきたらどうしようとか思っちゃいました(でてきません)。
嫉妬するつじに「なーに？やいてんの？」ってうしろから抱きついた魔性の翔太みたときは本気で叫びそうになりました。
なんせ初見は最前列上手に座ったから目の前(というかみあげればすぐそこ)でそんなことされたら叫ばない方がおかしいって！！我慢した自分を褒めてやりたいです。しかもその翔太の表情が色っぽいし。
でも基本紫村と一緒のときの緋色って青島と一緒にいるときより全然普通の表情なんですよね。
出会いシーンは魔性の少年だったけど、青島とのシーンの緋色は儚いというかもろいというか危うげな感じがしました。そういう意味では緑河のときも普通だったよね。


紫村は初めは世間的には母親の介護もしてて評判のいい先生なんだけど、これまた家庭環境のせいで精神的に追い詰められおかしくなります。
紫村の母はいわゆる「未婚の母」で結婚はせず、愛していた男性に結婚してもらえなかった母親は自分の息子を愛した人と重ね合わせてみています。
「ぼけてないだけましなんだけど」みたいなセリフがでてきたんだけど、多分精神的には異常をきたしていたんでしょうね。
母親に本当の自分を見てもらえない紫村。
緋色と出会い、緋色にとらわれてしまい、広いところで生きることよりも緋色というケージの中で生きる道を選んだ紫村。
でも緋色は自分のものになったように見えたけど、緋色の心を支配する自分よりも大切な人（青島）がいたわけで、愛する人と大切な人に自分の姿を見てもらえない紫村の精神はどんどん崩壊していきます。
はさみで本を刺しまくったり、緋色のロッカーの中からラブレターを抜き取って切り刻んでるのも怖いですが、母親に「あんまりうるさくすると声帯切っちゃうよ」の怖さは異常だと思います。
狂ったつじの演技は怖いです。上手いだけに怖いです。
でもそんなつじを見ながら、つじしょの成れの果てはこれなのかなと思ったり。…翔太、手遅れになる前に逃げてね（爆）


緑河(平山)は大学で病理学を専攻していわゆる『マッドサイエンティスト』。
紫村とは別の意味で狂気にみちています。初めから緋色の美貌(肌の白さ、髪のやわらかさなど)を『愛』ではなく『最高のモルモット(うさぎ)』としてみており、狂気がひどくなっていくわけでもなく、実験の時期が来たから行動に移しただけ。
ちなみにこの人、お笑い担当（役もキャストもお笑い担当/笑）。

緋色が研究室に来たときの白衣姿緑河に対する「コスプレ？」な反応への返しは日替わりネタ。
前楽では「実はそうなんですよ。あのドラマ好きでね」とガリレオの福山の真似(「実におもしろい」ってやつ)。やったあと「物真似微妙だし」って自虐してた。
千秋楽は「フランスではこれが普段着なんですよ」とポケットに手を突っ込んで決めたあとパリコレみたくモデルウォーク。

緋色との研究室のシーンは日替わりも楽しかったけど、個人的には緋色の「ハムハムハムスターだあ♪かわいいなあ♪」がかわいすぎてヤバスです。あれ誰の趣味ですか？？(爆)いいもの見せてもらいました。
ハムハムの他にうさぎとかもみるんだけどステージ前にきてとろけそうな笑顔で客席の２〜３列目あたりをみてるんですよ。視線上にいた人本気でやばいよね。あんな表情で「かわいいなあ〜♪」って言われたらどきどきしますよ。だって絶対語尾にハートマークついてたもん！

あと緑河といえば紅茶のシーン。確かにこれも日替わりだったよね？はっきり覚えてないけど。
緋色のお母さんの入れた紅茶が超おいしかったらしく壊れてました。
緑河「この紅茶は〜(紅茶のウンチク)。お母さんのセンスナイスです！」
緋色「先生、小指がたってるんですけど」
緑河「うれしいと小指が立つんです。私が発見したんです」
ここで超くだらない例をだして、緋色の小指がたって、「ほんとだー！」ってかんじ。
千秋楽は「モンハンでレベル６のモンスターを捕まえたとき」とか言ってたような。
緑河がウンチクを語りだしたときに後ろで緋色が謎の動きをしているのがかわいいんだよね。

こうやって考えると緋色って相手によって雰囲気がかわる気がします。
青島の前では色気のある儚げな美少年。
緑河の前では普通のかわいい高校生の男の子
紫村のときはその間かな。緑河のときよりは色気あるけど、青島のときよりはかわいい笑顔もみせる。
相手がつじだからなのか役づくりかはわからないけど、紫村とのシーンの緋色は一番自然体にみえました。あんなに独占欲むきだしにされてるのに。

とまあ雑感はこんな感じ。

　

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