2007年9月1日 ある日、ぼくらは夢の中で出会う 

 

土永初のストレートプレイ共演!がっつりやってくれました!!
男4人。しかも1人2役。刑事と犯人。難しい舞台です。

 


 

★ストーリー★
4人の刑事がいる。
そして4人の犯人がいる。

4人の刑事のうち1人は刑事ドラマ、映画にあこがれて入った新米刑事。
4人の犯人のうち1人ははじめて誘拐に加わった新参者。

新人は夢描いていた理想を主張する。
ベテランはそんな新人をバカにする。

新人は理想と現実のあいだでもがき苦しむ。そして結末は…。

 

おお、なんかかっこよくかけた(爆笑)。

とりあえず座長はつっちーっぽいのですが、主人公は永山さんっぽい。
役はみんな役者の名前と一緒。
刑事は刑事部長の土屋刑事に、津村刑事、中村刑事に新人として配属された永山刑事
犯人はリーダーのツチヤに、ツムラ、ナカムラにそして今回から犯罪に加わるナガヤマ

刑事側、犯人側、両面からストーリーが進みます。

以降簡単にあらすじ。
最初からまとはずれな解釈をしていたらごめんなさい。

永山刑事のモノローグからスタート。
暗転後、いきなり客席にいるからびっくりしたよ〜。
客席通路を歩きながら、母親への手紙の内容を語ります。

まずは刑事側でストーリーが進みます。
配属されて希望に満ちてやってきた永山刑事ですが、事件がないときはぼーっとしているだけ。
ヒマをもてあまし、「間が持たない」というと、命令された仕事は番傘の傘はりやペーパーフラワーの内職。
そして女の子が誘拐された事件が発生。

そして犯人側に切り替わります。
はじめて犯罪に加担してテンション高いナガヤマが食料買出しから帰ってきます。
4人しかいないの5人分の食料。
笑われるナガヤマ
「女の子も人間です。腹がすくんです」
女の子に食料(インスタントラーメン)もって行きます。

再び刑事側に。
誘拐された遠山家。
娘が誘拐されたうえに、父親が事故死。
母親が発狂してしまい、病院送りに。
家にあったケーキや紅茶を勝手に拝借するベテラン刑事達。永山刑事はそれを許せない。
犯人と交渉する人がいなくなったため中村刑事が父親を、津村刑事が母親を演じる

そして犯人との電話。
上手で行われているのだが、やがて下手に犯人のリーダーツチヤも登場。
娘の声を聞かせてほしいという遠山氏だが、「娘が出たくないといっている」とツチヤ。
次の電話で娘の声を聞かせると約束して電話終了。

再び犯人側。
娘が電話に出るのを拒否したが、次は強引な手をつかってでも電話に出すといっていた矢先に、娘がシーツを破ってひもをつくって自殺。
人質がいなくなってしまったがあとにはひけないと、ツムラが娘の声を真似てだすことに。

2度目の電話。
遠山氏になりすましている中村刑事と娘になりすましているツムラ。
無事に交渉が成立し、交渉場所へと向かうことになる。

ここまでは笑いどころたくさんなんだけど、ここから先が複雑。
シリアスシーンに突入します。

ここから先は文字にするにはむずかしすぎますので、ここで終らせてください。

 

 

★感想★
ストーリーの核心にはあんまし触れていない感想(爆)


舞台自体は「おもしろかった」
ストーリー自体は「難しかった」

ってところでしょうか。

ちょうどテニミュ立海ミュ2ndがシリアス多めで笑うシーンが少なかったのでがっつり笑わせてもらった感じです。

何に笑ったのかと言うと…

・永山刑事の女性のモノマネ
1人で刑事と恋人の役を熱演するシーンがあるのですが、たかこさんが!!
まじかわいい!目を細めてうなずく感じとか、しなっとした姿勢とかかわいい!!スーツ姿なのにかわいいとかすごい!

・土屋刑事の女性のモノマネ
永山さんがやった女性が大人の女性であるのに対して、つっちーの方がギャルっぽい。きもい(きっぱり)

・土屋刑事の無駄な関西弁
つっちーが1人でギャルっぽい女性と刑事を熱演したのですが、無駄に「〜やおまへん」とか言ってた〜。
「このほうが威厳があるだろ?」って言ってたんですが、…なんか、ギンなんですけど(爆)

・柔道5段の津村刑事と書道5段の中村刑事
新人永山刑事に土屋刑事部長が紹介していたときの肩書き。
書道5段、まったく意味なし(爆)

・ひまつぶしに背中をかく津村刑事とあやとりをする中村刑事
テレビと違って現実にいる刑事は仕事ないときは「ぼーっとただ事件があるのを待つのみ」らしいのですが、そのぼーっとする時間で津村さんが孫の手で背中をかいたり、ちゃんなかがあやとりしたりしてました。
あやとり赤だからめちゃめちゃ目立つし。
背中かいてるのはよくみたら手前の方でなかなか奥いけなくてがりがりやってあり、すんなに奥に入ったりと同じにみえて結構違う(笑)

・ペーパーフラワーを作らせたら右にでるものはいない中村刑事
ペーパーフラワーは心で作るものだと熱弁し、なんかくるくるまわってた(笑)

・現場に車で向かう土屋刑事、津村刑事、バイクの中村刑事、そして自転車の永山刑事
移動の様子はパントマイムでした。うまい!
チャリはたいへん。途中でチェーンがなんどもはずれ(もしかしたらパンクかな?)、最後は自転車をおいてめちゃめちゃはしってました。

・永山刑事の子供のモノマネ
「んー、8さい」「ずこー(図工)」
舌ったらずなかんじが超かわいい!!

・犯人の専門用語
ドラマや映画とは全然違うということで、ナガヤマに他の3人が教えていた専門用語。
「拳銃」 ドラマでは「ハジキ」、実際は「ビーダマ」
「犯人」 ドラマでは「ホシ」、実際は「ツキ」
「警察」 ドラマでは「サツ」、実際は「マイモ」
「ガンをつける」、実際は「胃潰瘍をつける」
「アリバイ」、実際は「と40人の盗賊」
最後の方、ひどすぎ(爆)

・津村刑事のするどい眼光、中村刑事の褐色の髪、土屋刑事のりりしい口元
刑事らしさが自然と顔にでてくるものらしいです。3人ともかなりアピールしてました。

・犯人ツチヤの夢
借金を返済してヨーロッパに高飛びしたいというナガヤマに対し、夢がないといったツチヤの夢はずはり、「おかしの家をつくること」
アドリブポイントらしいですが、私がきいたのは「壁も屋根も全部『白い恋人』にする」と「屋根から蜂蜜を垂らす」でした。
うれしそうにとびたす絵本を開けていました(笑)

・交通課の婦警さんのすごさを語る土屋刑事
土屋刑事がドラマでは起こりえないことを目指そうということで鳩をだす人がいたりとか、使者をよみがえらすことができたりとか、で交通課の婦警さんは…ということでここも日替わり。
昼が駐車違反の車を西遊記の金閣、銀閣のひょうたんみたいなのにどんどん吸い込んで、それを出して、「駐車場みたいになっちゃった」とか言ってました。
夜は「どすこい!どすこい!」とお相撲さんみたくみたく車を押し出し、「モンゴル帰りたい!」とか言ってました。朝○龍??(爆)

・電話で遠山氏(父親)に扮した中村刑事と誘拐された女の子(娘)に扮したツムラ
お互い偽物なんですが(爆)
一応誘拐された娘の声を父親に聞かすシーンなのですが、父親(中村刑事)が「おいしいものを食べてるか?」「冷え性だから腹巻して寝ろよ」とか言いだし、感極まってツムラ(娘)が「とうちゃーん!!」て叫んでました。
どうやら、中村刑事は元妻との間の一粒種を思い出し、ツムラは田舎の親を思い出したそうです(爆)
ってか、バレないのが不思議です…。

他にもしぐさがおもしろかったり、ありえないこと言ったりと笑いどころがたくさんありました。

 


でも核となるストーリーは重く、奥が深く、結末の解釈はわかれるところです。刑事にも犯人にも待っていた結末はいいものではなかったです。
正直希望さえもみいだせませんでした。

私自身ストーリーをうまく消化しきれていないので文章にまとめることは難しく、抽象的なことしかかけませんが、

テレビドラマや映画にあこがれて夢見た理想と現実との違い。
理想を否定され、現実とのギャップに苦しみ、どこまで我慢できるのか。
我慢できなくなったとき、どうなるのか。

難しいです。
 

 

(おまけ)

★スーツ萌え
今回の衣裳はつなぎとスーツでした。
基本的に学ランフェチなので(爆)、スーツには萌えませんが、でもつっちーは180センチあってスタイルいいから、スーツが似合ってた。
でもスーツが普通のグレーのでなんかオシャレって感じがしなかったのでもっとオシャレなの着てほしかった。
ちなみに永山さんが紺系
津村さんがベージュ
ちゃんなかがこげ茶でした。
ちゃんなかのスーツが一番好き。
 

 

 

ブラウザで戻る。

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO